自分で診断チェックシートと事例写真
■外回り
- 遠くの空を見て、ツバメなどが集まっているところはありませんか?
- 家の周囲に長年置きっぱなしになっている材木はありませんか?
- 垣根や木製のデッキ、テラス、ヘイなどの足元(地面近く)に、土がついていませんか?
- 切り株や数十年以上経過した古木にシロアリはいませんか?
- コンクリートのひび割れや地面との境目などに蟻土や蟻道はありませんか?
- 基礎に蟻道はありませんか?
- 浴室、洗面、トイレの入り口(特に床面に近い柱部分)に蟻土、蟻道はありませんか?
- タタミのへりなどが粉っぽい(土の粉)ということはありませんか?
- 長い間同じ位置にある家具の裏側をのぞいて見ましょう。 又、作りつけの収納庫、下駄箱の中なども底面やすみなどに土(蟻土)がついていませんか?
- 板の間、廊下をゆっくり歩いてみましょう。“ ミシッミシッ ” といった感じがしませんか?
■室内
外回り
〔遠くの空を見て、ツバメなどが集まっているところはありませんか?〕

4月から5月(沖縄では2月、東北では6月)にかけて、とくに雨上がりの温暖多湿の日の午前10時から12時頃に、そして6〜7月の夕方から夜にかけて、シロアリの羽アリが新しい巣を作る為に外に飛び出します。
群飛と呼ばれるのですが、その呼び名のとおり集団で高いところから飛び出し、照明に集まってきたりします。 その為、ツバメなどの鳥獣がエサとして食べる為に集まってきたりします。 又、夜、街灯の下などにカエルが集まっていたり、コウモリが集まっていたりしたらそのすぐ近くにシロアリの集団がいる可能性が高いです。
〔家の周囲に長年置きっぱなしになっている材木はありませんか?〕
木製のものであれば、何でも可能性はあります。
あれば、マイナスドライバーを刺してこじるようにそーっと少しだけ持ち上げてみましょう。シロアリは常に食材となる木(セルロースなど)を探しまわっています。そして、刺激(振動など)の少ない、もしくはないところで、木製の何かがあればそこで喰害を広げます。

↑いつかは何かの役に立つかも
知れないととっておいた材木に…

↑使わなくなった素板を1年ほどたて
かけておいたら…
〔垣根や木製のデッキ、テラス、ヘイなどの足元(地面近く)に、 土がついていませんか?〕
もしあれば、マイナスドライバーで少しだけ取り除いてみましょう。
この土というのは、蟻土(ぎど)とか蟻道(ぎどう)と呼ばれるもので、乾燥を嫌うシロアリは、必ず外気に触れないように自分たちを守りながら喰害をすすめていきます。 床下においても、同じようにこの蟻土や蟻道は、シロアリを見つける為の重要なポイントになりますので、憶えていてください。
この蟻道はほんの少しだけ壊してみると、トンネル状になっていることがわかります。 このトンネルの中から白いアリが出てきたら、それはおそらくシロアリでしょう。

↑地面に埋まっている部分にマイ
ナスドライバーを刺してみると、
パキパキとドライバーが刺さるとき
はシロアリに食べられている可能性
があります

↑時にはひっくり返してみると、
驚きの発見があるかもしれません。

↑庭木の添え木なども注意が必要です
※抜いたり、ひっくり返さずに確認するには地面に埋まっている部分にドライバーを差してみるのです


↑アロエを囲う屋根に蟻土が…
※注意 シロアリを見つけたら、あわてないで、そっと静かにもとにもどして下さい。
そして、今すぐ0120-674-119へ電話をして、「シロアリを見つけました」とご相談下さい。
〔切り株や数十年以上経過した古木にシロアリはいませんか?〕


↑切り株でなくてもその樹木が弱っていたりすると、
シロアリが付くこともめずらしくありません。

↑庭木が枯れているということは
ありませんか?樹皮の内側や根
元を見て下さい。

↑はっきりした理由もないのに、
部分的に枯れていたらシロアリ
がいる可能性があります。

↑切り株は意外かもしれませんが、シロアリをよく発見する代表例のひとつです
黒っぽい土が盛り上がっているようなところを削ってみてください。
普段あまりに見慣れていると、気がつきにくいのですが、これもめずらしくありません。 「生木にはシロアリはわかない」と言われることもありますが、その生木に勢い、元気がなかったりすると、喰害されたり根元に巣ができたりします。
〔コンクリートのひび割れや地面との境目などに蟻土や蟻道はありませんか?〕

浴室や台所、洗面所など水場がよく被害にあいやすいと思われます。 それは「湿気があるからだ」といいますが、実は暖かさに誘われているのです。
そして、その次に被害にあいやすいのが玄関だということをご存知でしょうか。 シロアリはそこに木があることを知ってくるのではありません。 地面の中を無作為に進み易い方向へエサを探し回って進んでいるだけなのです。 その時、もしコンクリートに覆われた部分(玄関ポーチなど)に出会うと、それに沿って進行します。
その為、玄関の柱や作りつけの下駄箱、ポーチ部の柱などが被害にあいやすいのです。
〔基礎に蟻道はありませんか?〕

↑どちらの基礎にも蟻道が走っています

基礎というのは、お住まいの外周りの壁の下にあるコンクリート製の20センチから35センチくらいの高さの壁のことです。 この壁に地面から上に向かって幅5ミリから10ミリくらいの土が伸びていることがあります。 床下内で見られることが多いのですが、外周りでも見られることがあります。
これは乾燥を嫌うシロアリの通り道なのです。
室内
〔浴室、洗面、トイレ入り口(特に床面に近い柱部分)に蟻土、蟻道はありませんか?〕

窓枠に蟻土がついています。おそらく、
この窓枠の塗装の下は喰害されています。
シロアリにとって、暖かく水分補給が容易な為、浴室周辺の床下で集団が大きくなりやすいと言えます。
その為、その上部である入口付近の柱などに喰害が進んでいることがよくあります。
〔タタミのへりなどが粉っぽい(土の粉)ということはありませんか?〕

家具の裏側と一緒で、タタミの裏側というのは微妙にスキ間があって、それでいて乾燥しにくいものだから、注意ポイントになります。
タタミがシロアリの被害にあうと、タタミの裏側や床板にはやはりスキ間を埋めるように蟻土がつきます。 タタミの上を歩く度に、乾燥した蟻土はつぶれ、粉となってタタミのヘリから舞い上がるのです。
〔長い間同じ位置にある家具の裏側をのぞいて見ましょう。又、作りつけの収納庫、下駄箱の中なども底面やすみなどに土(蟻土)がついていませんか?〕
床下でその被害を広げる時、横方向と同時に縦方向にも広がります。
その時に風が当たらない(空気が動かない=物が動かない)場所を察知して、シロアリは自分たちにとって生活しやすい場所であることをおのずと知ることになるのです。

↑1年程動かさなかったカラーボックスを動かしてみたら…

↑押し入れの隅に蟻道が…
〔板の間、廊下をゆっくり歩いてみましょう。“ミシッミシッ”といった感じがしませんか?〕
家の中をスリッパをはかないで1歩1歩全体重をかけるようにしてゆっくりと歩いて音を聞いて下さい。
そして感じて下さい。 それは、“フワンフワン” でもなければ、“ギシギシ”でもありません。“ ミシッミシッ ” といった感じです。(ごめんなさい。うまく表現できません。)とくに普段はあまり通らない壁際が重要です。 場所は、浴室、洗面所、台所周辺が、感じやすいでしょう。
これは、「聞こえる」という場合ももちろんありますが、足の裏に神経を集中していると、音は聞こえなくても(普段は気がつかないことが多いです)理由はよくわからないけれど、何か変だと感じることがあります。 でも畳の敷いてある和室は、“フワンフワン”としているかもしれません。